2009年09月14日

hHIP HOP ダンスのレジェンド Loose Joint ワークショップ

Loose Joint ワークショップ 

9/11(金)Loose Joint がHOOD studioに来ました。

今から15年以上も前、私はALIVE TV(アメリカではWRECKIN SHOPと言わないと通じないようです)で彼らのダンスを初めて見ました。
そこには今まで見た事の無いムーブ、リズム、自由なスタイルで踊る彼らがいました。とても衝撃的でした。

その後、彼らのスタイルを取り入れる日本人のダンサーがとても増え、ダンスとしてのHIP HOPが瞬く間に全国に広まりました。

そのダンサーの一人Loose Jointが静岡に、そしてHOODに来てくれるとなり、ワークショップツアーが決まった時はとても興奮しました。


さあ、いよいよ当日です。
約束の静岡駅に迎えに行ったのですが、私は英語が喋れません。 
通訳をお願いした、コーリーも18時入りとの事で、それまでどうしようか? とヒヤヒヤもの。

駅の改札で待っていると大きな荷物を持つ彼を発見、伝説の男の登場!!
「WHAT'S UP」と彼、「ナイス ミーツ ユー」と私。

すぐに英語が苦手な事を説明すると、「OK OK」と彼。
どうやら彼は自分も日本語が苦手だから、気にするなと言う事らしい。

その後、コーリーに電話をしてこれからの流れを彼に説明してもらい、チェックインまでの時間をスタジオで過ごすことに。
片言の私の英語に嫌な顔もせず、会話をしてくれました。

チェックインを済ませると、腹が減ったらしくそのまま遅めのランチに行く事に。
あらかじめ豚肉、牛肉、それ系のダシもだめだと聞かされていたので、頭の中をグルグルまわしレストランを探して食事をしました。聞くと、宗教的なことではなくお腹を壊してレッスンが出来なかった事があったようです。

仮眠を取りたいとホテルに戻り、後で迎えに行く約束をしていったん別れました。

約束の時間に通訳をお願いしたコーリーと共にホテルまで迎えに行くと、Looseが眠い目で登場。
大丈夫? と聞くと、前日までフィンランドにいてそのまま成田空港から静岡に来て、寝てないんだと。レジェンドは忙しい。

開始時刻を五分押してのワークショップスタート。


簡単なリズム取りのムーブをLooseの後についていきます。



その後は彼が組み立てるルーティーンを見よう見まねでついていきます。





休憩もそこそこで、前半クラスは3組、後半クラスは2組に別れてチェック。


後半クラスの様子

ワークショップ終了後には、サークルになってのソロセッション。
Looseはひたすらダンスし続けましたね。


1レッスン目の参加者と


2レッスン目の参加者と


彼が伝えようとした事は1度きりのレッスンでは足りなさすぎ。質問もあまりみなさんからも出なかったので、Looseは少し寂しそうでした。

ワークショップ後は食事をしながら、私の聞きたい事を質問攻め。
少し紹介します。

HIP HOPダンスとは?
とにかく鏡の前にとらわれず、一人でダンスが出来る事。 日頃の練習も振りだけでわなく、一人でパフォーマンス出来る様になってほしい。 レッスンもそういったモノにしてほしい。

西海岸のダンス(主にLA)と東海岸(主にNY)は?
決定的に違うのは、音楽。Loose達が聞いてきた音楽は、RUN DNCやLL COOL J。HIP HOPミュージックはBounce(バウンド、弾む)している。だからHIP HOPダンスにはBounceするリズムがある。

とまだまだいろいろ教えてもらいました。
HIP HOPの音楽とダンスの両方をリアルに生きて来た男,まさにレジェンドの言葉は、重みがあり、時間が幾ら有っても足りません。


LOOSE Thanks!!!  BIG RESPECT!!  

Posted by HOODstudioszok at 16:41Comments(0)